やってしまった
旦那です。
「やってしまった」とありますが、ポカをやらかしたわけではありません。似たようなものですが。では何をやってしまったかというと…。
間取のプランが一旦白紙に
間取の打ち合わせを重ね、図面も詳細図面で進んでいる中でした。どうしてもその必要があり、大きな変更を入れざるを得ませんでした。
大きな変更は、あまりやりたくありませんでした。労力や時間が(お互いに)倍になるので…。今までの打ち合わせは無駄になったとは言いませんが、疲れる。
できればやりたくなかった。
経緯
一言で説明すると、減額調整のためです。やっぱりここかぁ。
いままで進んでいたプラン(当初プランとします)の建坪は、契約時からあまり変えていませんでした。
が、プランニングを進めていく中で、様々なオプションや住宅設備の要望から予算オーバーすることが分かっていました。予算面は当初から懸念はしていたんですよ…。
間取も仕上がり設備も決まって、いざ予算調整の段になり間取りが大きく変わることになってしまいました。
リビング階段が肝だった
当初プランの目玉は、「リビング階段」でした。妻の要望により間取の中央にドンと階段が来るような間取りで進めていました。
妻が書いた過去の記事を見ていただければわかると思うのですが、リビング階段が毎回出てきています。手すりのデザインや見せ方を結構こだわってミーティングを重ねていました。
(妻による更新が滞っているので、間取りの最新状況が上がってないですね。更新するように言っておきます。)
効果がなかった予防線
この階段ですが、きれいに見せることにこだわったので結構な制約ができてしまいました。壁の位置を動かしたくない、とかですね。でも、満足いく間取りができあがりました。これで進めることにしました。
予算面の懸念はこの時点であったので、予防線は引いたんです。「予算が心配なので、早めに予算を出してもらえますか?この間取でできないようでれば再考するので。」と。
不幸な結果
そのあとの展開はご想像の通りです、多くは語りません。
予算が出てこないまま打ち合わせは進み、前回の打ち合わせでひっくり返しです。お互いに不幸な結果になってしまいました。
同じ轍を踏まないために
私たちの今回の失敗は、2つ原因があると考えています。
一つは、要望と機能をぎっちり詰めた間取りを作ってしまったことにあります。間取りというのは、いろいろな要素が絡み合って出来上がるものなので、微妙なバランスの上に成立する(または、納得できる)間取りは、削る場所がありません。
間取りを考えるときは常に「減らせる」余裕をもって考えるか、予算よりも小さい間取りを最初から考えたほうがよかった。設備を考えると絶対に予算増えるので。
もう一つは、予算が曖昧なまま詳細設計に進んだことです。営業さんが出してくれなかったという言い訳もできますが、これがいけなかった。
予算は無尽蔵ではないのですから、予算から逆算して間取りを決めるべきです。曖昧なまま進むのは、悪手だったと反省しています。
営業さんが大丈夫と言い張っても概算を出してもらい、なんなら毎回の打ち合わせで更新してもらったほうがよかった。営業さんの手間は増え、こちらも待ち時間が増えるかもしれませんが、全部ひっくり返すよりは全然マシ。
事例集やブログでさんざん言われている「あるある」ですが、いざ自分でやってみるとやっぱり起こるんですよね。これから計画する人は、十分に気をつけてくださいね。
はるまき家はまだ大丈夫
と、こんな話がありましたが、はるまき家のおうち計画は問題ありません。完成は二ヶ月ほど遅れますがね…。
間取りの作成は、ソフトウェア設計でいえば詳細設計ぐらいです。まだ大丈夫。基本仕様は決まっているので、サクッと作り直せばいいのです。当初プランの設計も残っているので、かなり効率的に設計できるのではないでしょうか。
現場で詳細設計をひっくり返されるのは十分キツインデスケドネ…。