新築から始めるスマートホーム計画
旦那です。ご無沙汰しております。
プランニングの方は進んではいますが、ブログに書くほどの進捗がないので記事を起こせずにいます。もう少しでいろいろ報告できると思います。
さて、今日は設備選びのコンセプトに関する話です。
我が家のコンセプト
家造りもコンセプトが大事です。なにを考えるにしても、どのような間取りにするにしても、なにか根幹となるものがなければ決まるものも決まりません。
我が家でも家造りのコンセプトをいくつか立てています。その中の一つに「DIYスマートホーム計画」というものがあります。
スマートホームとは
そもそもスマートホームとは何という人のために。(Wikipediaさんよろしく)
スマートホームとは、IoT(もののインターネット)やAIなどの技術を駆使して、住む人にとってより安全・安心で快適な暮らしを実現する住宅のこと。
だそうです。快適な暮らし、してみたいです。
よく見るのがGoogle HomeやAmazon Alexaなどと連携させていろいろできるというアレ。照明をつけてもらったり、テレビやエアコンをつけてもらうこともできたりします。
便利そうですし、せっかく新築にするのであればこういうものにチャレンジしてもいいと思いません?
自作しよう
さて、既存のスマートホームシステムを入れるとそこそこなお値段がします。スマートスピーカーはお手頃なのですけど。その上、この手のものは入れたっきりになるので、技術の進歩に対しておいていかれることが多いです。
また、汎用品なのでかゆいところに手がとどかないこともあると考えています。私がスマートホームに求めるのは、「なんかふわっと便利」ではなくて、「特定のXXXというケースで、XXXということをする」的な、きっかりかっちりしたものが欲しいのです。
例えば、出先から施錠確認・遠隔ロックするとか、照明の消し忘れを検出して通知・自動消灯するとか。
あとは、安いこと。これは大事です。
まあ、そうそう簡単に条件を満たすようなシステムはありません。ないのであれば、作るんです!そもそも、私がDIYerなので大体のことはできます。仕事でソフトウェア開発しているので、こういうのはプロ並みのことができます。(いや、プロだろ…)
設備の検討にあたって
さて、家全体をコントロールするシステムは作れますが、肝心の末端の部分がなければ話になりません。末端の部分というのは、例えば電子錠とかのことです。後付でもできますが、配線むき出し…とかかっこ悪いですよね。さらに、強度や信頼性などの問題もあるでしょう。
そのような理由から、コントロールする部分はDIYするにしても、末端の部分は市販品を使えるのがベストです。
幸いなことに、各業界はオートメーションに向けた規格化をしてくれています。例えば、JEM-A 1427とかECHONET Liteとかですね。
各設備がこの規格に対応していれば、なんとなく自動化はできそうな雰囲気です。いまのところ、自動化ができそうな見込みのものは以下のとおりです。
- 玄関ドア
- 赤外線リモコンで操作できる機器
玄関ドア
1つ目の「玄関ドア」は必須です。オプションで付けられるのでつけます。確定事項です。
電子錠システム自体が大変便利なものですが、これをスマート化することで満足度が上がること間違いなしです。
詳しい説明はまたの機会にするとして、これは解錠/施錠の状態の確認と、解錠の操作が行えます。玄関は生活の起点となるものなので、制御の対象としても、また他の機器を制御するためのきっかけとしても役立ちます。
リモコン機器
2つ目の「赤外線リモコンで操作できる機器」は、対象の機器が広すぎます。TVはもちろん、エアコンや照明だって操作できます。
最近では、赤外線リモコンで操作できる壁スイッチもありますし、なんでも操作し放題ですね。
この機器の難点としては、機器の状態をモニタリングできないことです。リモコンでは、リモコンから対象機器への一方通行の命令しかできません。
そのため、例えば「エアコンが動いていたら止める」ということができません。また、命令が届いていないかもしれないので、確実性も低いです。
まあ、でもやりようはあります。こちらも、詳しい説明はまたの機会に譲ります。
課題
DIYでスマートホーム化するにあたって一番の障害になるのは、「ハウスメーカー・工務店」になりそうな気がしています。だって、「この機器はJEM-A 1427に対応していますか?」って聞いても「?」ってなりそうじゃないですか。
というか、確実にそうなるので、自分でメーカ問い合わせするくらいの気力が必要そう。それはそれで楽しみなんですけどね。
まとめ
とにかく、我が家は「スマートホーム化」ができる設備選びを心がけています。ちょっと他の人の家造りとは毛色が違うことをしていますが、楽しみにしていただければ嬉しいです。それではまた。